今回は、ドイツ7大名窯のひとつ「フュルステンベルク」にスポットを当てて、その歴史や特徴、人気シリーズを詳しく紹介します。
日本ではあまり有名とは言えませんが、創業から270年以上たった現在もずっと創業時と同じドイツの地で磁器を作り続けている窯でもあります。知る人ぞ知る「フュルステンベルク」の魅力に迫ります!
今回ご紹介したいのは、そのドイツ7大名窯の1つに数えられる「ニンフェンブルク」窯。18世紀創業のバイエルン王家ゆかりの由緒正しき窯です。
このニンフェンブルク窯がすごいのは、伝統的な手法を今も徹底して守り抜いているところ。その卓越した技術が評価され、イギリスのエリザベス女王や日本の上皇ご夫妻など、世界の王室・皇室メンバーが訪問する窯でもあります。
今回は、ニンフェンブルク窯の歴史やこだわり、代表作などをどこよりも詳しく紹介します。徹底した「ものづくりの姿勢」に圧倒されますよ!
「華やかでロマンチックなデザインが好き!」「せっかくティーカップを買うなら、ヨーロッパの貴婦人が使ったようなデザインがいいな」―そう思う方もいるかもしれませんね。
そんなあなたには「KPMベルリン」がおすすめです。
日本ではまだあまり知られていませんが、実はマイセンと肩を並べるドイツ主要7窯の1つにあげられる窯なのです(ちなみに、他は、ヘキスト、ニンフェンブルク、フュルステンベルク 、フランケンタール、ルドヴィヒスブルク )。
特に、ロココ調のデザインは種類が豊富。
「マイセンのブルーオニオンは素敵だけど、ちょっと手が届かないし、普段使うのは気が引ける・・・」。そんな風に思う方もいるかもしれませんね。
しかし、大丈夫です!
世界3大ブルーオニオンと誉高い窯の1つ「フッチェンロイター(Hutschenreuther)」なら、憧れのブルーオニオンに手が届くかもしれません!
しかも、このフッチェンロイターは、ブルーオニオン柄の生みの親マイセンから正式にこのパターンを譲り受けて作っているから、正真正銘、正統派のものなのです!
今回は「フッチェンロイター」の魅力に迫ります。
「アンティーク風の食器もいいけど、北欧デザインも好き」「毎日使いたいから、シンプルかつデザイン性のあるものがいいな」―食器に関する希望は尽きないものですね。
そんな方にお勧めのが「ローゼンタール(Rosenthal)」です。
この「ローゼンタール」は19世紀から続く伝統ある窯なのですが、シュルレアリスムの巨匠サルバドール・ダリやポップアート界の巨人アンディ・ウォーホルなど、世界の名だたるアーティストやデザイナーとコラボして次々と新しい作品を世に送り出してきた食器ブランドなのです。
クラシカルなデザインだけでなく、モダンなデザインや北欧デザインも好きな方は要チェックです!
「食器は割れやすいものだから耐久性があり、お手入れも簡単なものがいい。でも、毎日使っても飽きない、素敵なデザインのものがいいな・・・」。
そんな風にお考えの方もいらっしゃるかもしれませんね。そんな方にぴったりなのが「ビレロイ&ボッホ(Villeroy&Boch)」です。
日本で「ビレロイ&ボッホ」を有名にしたのは、実は皇后雅子様。この「ビレロイ&ボッホ」の食器をお嫁入りの道具として選ばれたのです!
今回は、そんな由緒あるブランドの創立の歴史や、人気シリーズをご紹介します。普段遣いの食器の購入を考えている方、必見です!
陶磁器が好きな方なら、耳にしたことがあるであろう「マイセン」。
「最高級の食器」「ちょっと高そう・・・」、そんなイメージを持っている方もいらっしゃるかもしれませんね。
マイセンは、約300年前、ヨーロッパで初めて硬質磁器を生み出したドイツの名窯。東洋に憧れ、それを模倣するところから始まり、西洋で独自の進化を遂げました。
その優美さやクオリティの高さから、今なお、ヨーロッパ白磁界の王者として君臨しています。
今回は、マイセンがトップの地位を不動のものにしている理由や人気シリーズをご紹介します。これを読めば、あなたもマイセンのとりこになるかも!
ドイツの窯と言えば、マイセン(Meissen)をまず思い浮かべる方が多いでしょう。
しかし、マイセン以外には思い浮かばない方もいらっしゃるかもしれませんね。実はドイツには、日本ではまだ知名度が高いとは言えない窯がたくさんあるのです。
今回は、マイセンに次いでドイツで2番目に歴史のある「ヘキスト陶磁器工房(Höchster Porzellan-Manufaktur)」という窯を紹介します。
注文を受けてから職人が下絵なしで絵付けするという、由緒ある窯なのです。