「ヨーロッパの歴史や伝統を感じられるテーブルウェアがほしい」「見栄えがして、コスパがいい食器がほしいなあ」・・・そう思う方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方に朗報!今、ポルトガルに大注目のブランドがあるんです。その名は「ボルダロ・ピニェイロ」窯。
今日は、ウーバンアビーで大人気の「ボルダロ・ピニェイロ」窯について、どこよりも詳しく、そしてわかりやすく、歴史や人気シリーズをお届けします
これを読めば、きっとテーブルウェア一式をボルダロ・ピニェイロ窯でそろえたくなりますよ!
19世紀のポルトガルに大きな影響を与えた芸術家「ラファエル・ボルダロ・ピニェイロ」が創業した窯
出典:Bordallo Pinheiro Official Website(ラファエル・ボルダロ・ピニェイロ)
「ボルダロ・ピニェイロ」という名前を初めて耳にした方は、この名前が何を指すのかよくわかりませんよね。
これは創業者の名前。
このブランドは「ラファエル・ボルダロ・ピニェイロ」氏が立ち上げたものです。自動車会社の「トヨタ」「ホンダ」のように、姓をブランド名にしたと考えればわかりやすいですね。
私はこのブログを書くまで、ボルダロが名前で、ピニェイロが姓だと思っていたのですが、正しくは「ボルダロ・ピニェイロ」の2語が姓でした!
実はポルトガルの首都リスボンには、彼の名前を冠する美術館があるほど有名な芸術家なんですよ!
しかし、日本ではまだ、あまり知られていないのも事実。彼の人生をひもといてみましょう。
父も姉も弟もみんな画家!芸術一家のもとに生まれる
出典:Museu Bordalo Pinheiro (弟コロンバノ作のラファエル・ボルダロ・ピニェイロ氏の肖像画)
ラファエル・ボルダロ・ピニェイロ(以下、ラファエルと略)は、1846年にポルトガルの首都リスボンで画家である父「マヌエル・マリア・ボルダロ・ピニェイロ」のもとに生まれました。
実は、父だけでなく、姉も弟もみんな画家の芸術一家!
特に弟である「コルンバノ・ボルダロ・ピニェイロ」はポルトガルの有力者の肖像画を描いたことから評判となり、のちに美術学校の教授になったほど有名な画家。
上記の絵画は、弟コルンバノが描いた兄ラファエルの肖像画。芸術家らしいオーラまで見事に表現されていますね!
芸術に造詣が深い一家に生まれたことがラファエルのその後のキャリアにも大きな影響を与えました。
弟のコルンバノは「ポルトガルにおける芸術の革新」を目的に掲げ、著名な芸術家や知識人を集めた美術グループ「ライオンの会(通称)」を結成するなど、精力的に活動。もちろん、兄ラファエルも加入していました。
グループの名称は集う場所となったリスボンのレストランの名にちなんでいるのですが、ここで夜な夜な議論が繰り広げられたのでしょう。
ラファエルはここで19世紀後半のポルトガルに影響力をもっていた人々と親密な関係を築いていったそうで、それが創作の大きな刺激になったのでしょうね。
社会を鋭く斬る視点と味わいのあるイラストで「風刺画家」として有名に
出典:Museu Bordalo Pinheiro (ラファエル作の風刺画)
父、弟、姉、みんな「画家」という肩書ですが、ラファエルはどうでしょうか?
多才すぎて、実はいろんな顔をもっているんです!イラストレーター、風刺画家、漫画家など活躍の場は枚挙にいとまがありません。
でも、どれか一つを挙げるとすれば、「風刺画家ラファエル・ボルダロ・ピニェイロ」として語られることが多いようです。
政治的、社会的メッセージに皮肉やユーモアを交えた彼の風刺画は有名で、新聞や雑誌を中心に好評を博しました。
今なお、愛される国民的キャラクターを生んだ「ポルトガル初の漫画家」でもある
出典:Museu Bordalo Pinheiro (1875年に新聞に発表された漫画「ゼ・ポヴィーニョ」の1コマ)
実はラファエルは、ポルトガル初の漫画家としても有名なんですよ。その代表作は「ゼ・ポヴィーニョという貧しい農夫の物語(上記写真)。
「ゼ・ポヴィーニョ」は、心優しく、貧しい弱者という立場ながら強者に屈しない姿勢が多くのポルトガル人の心をとらえ、大人気キャラクターになりました。
労働者階級のごく普通の人物にスポットを当て、権力や不正との闘いを漫画でわかりやすく表現したのが受けたのでしょう。
1875年に登場して以来、30年にも渡り、ボルダロが生涯描き続けたという「ゼ・ポヴィーニョ」は、いつしかポルトガルを代表する人気キャラクターに成長。
今日では、「擬人化したポルトガル」と称されるほど、国を象徴するキャラクターとして知られています。今なお、国民的キャラクターの中でも真っ先に挙げられるほど、「ゼ・ポヴィーニョ」は同国にとって特別な存在なのだそうですよ。
出典:Museu Bordalo Pinheiro (ゼ・ポヴィーニョのフィギュリン。ゼ・ポヴィーニョのフィギュリンは今もボルダロ窯の本国サイトでも購入することができます。)
ラファエルが芸術のみならず文化、さらに政治においても19世紀のポルトガルに多大な影響を与えた偉人といわれるゆえんは、社会に向けて放つ風刺の効いたその作風と、庶民派で強者に屈しないキャラクターが国民に広く受け入れられ、また深く愛されたことにあるようです。
ラファエルは「ポルトガル庶民の代弁者」的な存在だったのでしょうね!
作風の原点は「ポルトガル人の毎日の暮らし」。陶芸でもユニークな作品を次々と発表
出典:Museu Bordalo Pinheiro (Prato Mesa Posta,1897 静物画のようなモチーフを陶器で立体的に表現した作品)
ラファエルの芸術的センスは絵画というジャンルだけに収まらなかったようで、造形の分野でもその才能を発揮。
これはむしろ、枠にとらわれることのない彼のはかり知れない才能を表現するのにぴったりの方法だったとも言われています。
1884年6月30日、首都リスボンから北に80キロほどのところにある街「カルダス・ダ・ライーニャ」に自身の名を冠した「ボルダロ・ピニェイロ」の工房を開きます。
出典:Museu Bordalo Pinheiro (1889年ごろに撮影された工房の外観)
カルダス・ダ・ライーニャとは、直訳すると「王妃の湯治場(温泉)」という意味で、かつてポルトガルの王妃がこの地の鉱泉のおかげで、癒えない傷を治すことができたという逸話からこう呼ばれるようになったのだそう。
この地の鉱泉を広く役立てたいと考えた王妃は、世界最古ともいわれる鉱泉病院を設立。それ以降、歴代の王が保養のために訪れる場所として知られるようになりました。
また、この街は陶器の原料となる粘土も豊富で、昔から製陶が盛んだったと言われています。
ラファエルがこの地を訪れた際、気に入ったことから工房の場所として選んだと言われており、今では陶器と温泉の両方で有名な街として世界に知られています。
ボルダロ・ピニェイロ窯の作品は街中のいたるところで見ることができ、「ボルダロ・ルート」と呼ばれる作品探しをする観光コースもあるんです!
カルダス・ダ・ライーニャでは朝市も有名で、名物である陶器はもちろん、新鮮な野菜や花々、オリーブなどが並び、観光客にも人気となっているとか。ますます行ってみたくなりますね!
出典:Go Caldas (ボルダロ・ルートで見ることができる作品)
ラファエルの作品はルネサンス、ナチュラリズム(自然主義)、アールヌーボー、さらにはスペインやアラブの文化など、様々な影響を受けながら生み出されてきたといいますが、その原点にあるのは「ポルトガル人の日常」だといいます。
それはラファエルがそれまで生み出してきた風刺画やイラストレーションなどにも通じること。
ユニークさと批判的センスで独創的な作品が多数、生まれました。その作品は、プレートや花瓶などから、巨大なオブジェやポルトガルの伝統タイル「アズレージョ」まで、多岐にわたっています。
出典:Wikimedia Commons (2.6mもある「ベートーヴェンジャー」。ブラジルの国立美術館所蔵。)
ユニークさが際立つラファエルの作品は、国内外でも有名になり、パリ、マドリード、オランダのアントワープで開かれた国際展示会では次々と金賞を受賞しました。
ボルダロ・ピニェイロ窯が人気な4つの理由―自然モチーフ、華やかさ、ハンドメイド、そしてコスパのよさ
出典:Bordallo Pinheiro Official Website(Cabbage)
約140年の歴史をもつボルダロ・ピニェイロ窯(以下、ボルダロ窯と表現)。その人気は衰えることを知らず、近年、脚光を浴び、人気上昇中です。
その理由は4つあります。
1) 花や動物などの「自然モチーフ」を美しく、大胆に表現
出典:Bordallo Pinheiro Official Website(Cabbage)
これは創業から変わらず受け継がれてきた、いわばボルダロ窯のDNA。
花や野菜から、動植物や魚介類、同ブランドのロゴにも見られるカエルなど、自然をモチーフにした作品が多く見られます。
しかも、まるで本物のようにリアルに作りこまれていて、そのユーモラスな作風も特徴。
例えば、ボルダロ窯で有名なのはキャベツをモチーフにしたその名も「キャベツ」というシリーズ(上記写真)!
葉脈までしっかり表現されていてインパクト大ですね。テーブルウェアをきっかけに、話に花が咲きそうです!
出典:Bordallo Pinheiro Official Website(Watermelon―スイカを模ったシリーズ。2017年にドイツのデザイン賞にノミネートされました。)
また、動物もとてもリアルでキュート!
例えば、下のツバメのオブジェ。ポルトガルではツバメが「アンドリーニャ」と呼ばれて大変親しまれています。
ポルトガルで暖かい季節を過ごした後、秋には北アフリカへと旅立ち、また舞い戻ることからツバメは「必ず戻ってくる」という幸運の象徴であり、ポルトガル人にとって大切な存在です。
街中では外壁などに陶器製のツバメの飾りがよく見られますが、実はこの習慣の由来となっているのもボルダロ窯だと言われています。ツバメの飾りはお土産にも人気なのだそうですよ。
出典:Bordallo Pinheiro Official Website(SWALLOWS)
「ゼ・ポヴィーニョ」のように、この「アンドリーニャ」からも、創業者のラファエルをはじめ、ボルダロ窯がいかにポルトガルの人々の日常に寄り添ってきたのかが垣間見えますね。
一度見たら忘れられないほどの存在感を放つボルダロ窯の製品。
ドイツデザイン評議会が2012年から主催している国際的に権威のあるデザイン賞「German Design Award」ではボルダロ窯の3つのシリーズが受賞、2つのシリーズがノミネートされるなど、世界の注目を集めています。
2) 鮮やかな色使いでテーブルが一瞬で「華やか」に
出典:Bordallo Pinheiro Official Website(Maria Flor)
自然をモチーフにしているからこその鮮やかな色使いも人気の秘密。
SNSでもとてもよく映えるので、おもてなしのテーブルでほめられた!などの声をお客様からたくさんいただきます。
毎日の暮らしをぱっと明るく、元気にしてくれる色使いが多くの方に支持されています。
3) 今も伝統的な手仕事にこだわり、ポルトガルの職人が大部分を「ハンドメイド」
出典:Bordallo Pinheiro Official Website(Bordallo Pinheiro)
ボルダロ窯は、今もポルトガルで熟練した職人が大部分の製造工程を手作業で製品を生み出しています。
ボルダロ窯に今も息づく自然主義的なモチーフを代々伝わる技術で表現し、伝統に忠実であり続けています。
手仕事から生まれる作品はどれも繊細で愛くるしく、温かみのある魅力にあふれたものばかり。
一人ひとりの職人の手を介して生まれる器だからこそ、製品によって若干の色の違いやムラなどが生まれますが、それもハンドメイドの「個性」。
機械生産にはない人の手の温かみが感じられるのも嬉しいポイントです。
4) それなのに・・・コスパがとってもいい!
出典:Bordallo Pinheiro Official Website(ARTICHOKE AND BIRD)
19 世紀のポルトガルを代表する芸術家が立ち上げ、約140年の歴史のあるメイド・イン・ポルトガルのテーブルウェアなのに、リーズナブルというのも人気の秘密。
だから、家族の人数分、もしくは5~6枚を一度にまとめて購入される方や、同じシリーズで大中小のプレートを揃える方がとても多いんです。
実はボルダロ窯は次々と新シリーズを発表するのだけど、廃盤になる商品も少なくないというのが現状。
実際、ウーバンアビーで大人気商品だったシリーズが廃盤になったということが何度もあります。
気になる!と思ったときに家族分をまとめて買える価格というのも嬉しいですよね。
暮らしが華やぐ!ボルダロ窯の人気コレクション4選
大変お待たせしました!ボルダロ窯の人気コレクションを一挙、ご紹介します。
1)「かわいい」「華やか」なテイストがお好きな方にぴったり!花やぶどうの植物モチーフ
レリーフでしっかり花や植物を表現しているのはボルダロ窯ならでは。
植物をリアルに鮮やかに表現したシリーズは、本物の花を飾らなくてもテーブルがぐっと華やかに!その美しさ、かわいらしさから大人気です。
まずは、南ヨーロッパのお花がテーマのシリーズ「MARIA FLOR (マリアフラワー)」。
出典:Woburn Abbey(ボルダロ・ピニェイロ窯 マリアフラワーシリーズ・ダリア)
明るく色鮮やかなダリア(上)やデイジー(下)がぱっと花開いたようなデザイン。南ヨーロッパの芳醇な風や香りまでも届けてくれるようです。
あなたはダリアとデイジー、どちらがお好き?
出典:Woburn Abbey(ボルダロ・ピニェイロ窯 マリアフラワーシリーズ・デイジー)
次はまるでアンティークの額縁のように美しいレリーフの「ハンティング」シリーズ。
出典:Woburn Abbey(ボルダロ・ピニェイロ窯 ハンティングシリーズ)
ヨーロッパでは古くから「豊穣」と「繁栄」のシンボルとして愛されてきたぶどうの実やツル、葉っぱがレリーフで表現されています。
縁を飾るレリーフは西洋絵画の「額縁」のような役割を果たすので、お料理やスイーツをよりおいしそうに引き立てます。
自然界にもある青々としたグリーンは、クリスマスの時期にはもちろん、夏にもぴったり!1枚あるとおうちのテーブルが「レストラン」のように変わるシリーズです。
2)ヨーロッパの歴史と文化を暮らしに取り入れたい方に!ポルトガルの伝統的なモチーフ
出典:Woburn Abbey(ボルダロ・ピニェイロ窯 ルアノヴァシリーズ)
ポルトガルの教会や宮殿にも見られ、歴史と伝統を今に伝える装飾タイル「アズレージョ」。
出典:Wikipedia―Azulejo (ポルトガルの旧修道院にある博物館のアズレージョによる壁面装飾)
ポルトガルの街の至るところで見かけるこのアズレージョにインスパイヤされて誕生したのが「ルアノヴァ」シリーズ。
前述の国際的に権威のあるデザインアワード「German Design Award 2017 」にノミネートされました。
アンティーク調のデザインがエレガントだから、料理教室やテーブルコーディネート教室の先生がたにも大好評!プロも認めるシリーズです。
カラーバリエーションやティーカップなどのアイテムが豊富なのも人気の理由。色は、ホワイトの他にグリーン、ブルー、グレーと4色展開です。
出典:Woburn Abbey(ボルダロ・ピニェイロ窯 ルアノヴァシリーズ)
また、プレートやボウルの他にティーカップやケーキスタンドもあって、おもてなしにもぴったりです。
出典:Woburn Abbey(ボルダロ・ピニェイロ窯 ルアノヴァシリーズ)
3)小鳥好きに捧ぐ!動物モチーフもキュート♡
出典:Woburn Abbey(ボルダロ・ピニェイロ窯 リーフ&バードシリーズ・ピンク)
大空を羽ばたく様子から、洋の東西を問わず、愛されている鳥モチーフ。
「リーフ&バード」シリーズはかわいらしい小鳥やベリー類がレリーフでしっかり表現されていて優美な雰囲気です。
色は3色。ラズベリーを思い起こさせるようなかわいらしい「ピンク」のほかに、どんな料理やシーンにも使いやすい「ホワイト」、
出典:Woburn Abbey(ボルダロ・ピニェイロ窯 リーフ&バードシリーズ・ホワイト)
静かな森のような佇まいの落ち着いた「グレー」があります。
出典:Woburn Abbey(ボルダロ・ピニェイロ窯 リーフ&バードシリーズ・グレー)
4)創業者ラファエルの名前を冠したプライベートブランド「サンラファエル」の器も素敵!
出典:Woburn Abbey(ボルダロ・ピニェイロ窯 サンラファエル・ブルーミーシリーズ・パープル)
名称やロゴは異なりますが、ボルダロ・ピニェイロ窯と同じ工房内で作られているプライベートブランド「サンラファエル」。創業者ラファエルの名前を冠しています。
中でも人気なのが、南ヨーロッパに咲く花々をモチーフにしたシリーズ「ブルーミー」。
アネモネやジニア、キク科の花であるクリサンテーモといった花々を模した上品なデザインです。
アイテムによって模っている花が違うのがかわいらしいんです!お気に入りのお花を選ぶ楽しさも魅力のひとつです。例えば、このデザート皿はアネモネの花。
出典:Woburn Abbey(ボルダロ・ピニェイロ窯 サンラファエル・ブルーミーシリーズ・パープル デザートプレート22cm)
カップとカップ下のプレートは「クリサンテーモ(菊)」を模った器。カップ下はソーサーでなく、16.5cmのパン皿。だから、小皿やデザート皿としてもお使いいただけて一石二鳥です!
出典:Woburn Abbey(ボルダロ・ピニェイロ窯 サンラファエル・ブルーミーシリーズ・パープル カップ(単品)と16.5cmのブレッドプレート)
色は3色展開。「パープル」の他に、「ピンク」、
出典:Woburn Abbey(ボルダロ・ピニェイロ窯 サンラファエル・ブルーミーシリーズ・ピンク)
食事シーンにも使いやすい「ホワイト」があります。
出典:Woburn Abbey(ボルダロ・ピニェイロ窯 サンラファエル・ブルーミーシリーズ・ホワイト)
終わりに・・・
ぱっと目をひき、一度見たら忘れられないような存在感を放つボルダロ・ピニェイロ窯の食器は、そこにひとつあるだけで食卓を明るく彩ってくれるものばかり。
ユニークでありながらも洗練されていて、手作業にこだわって生み出されるからこその温かみを備える同ブランドの作品は、どこか異国情緒あふれるポルトガルを感じさせるのも魅力。
それは、長きに渡りポルトガルとそこに暮らす人々に寄り添ってきたボルダロ・ピニェイロならではのもの。
ぜひ、ウーバンアビーのサイトで商品を覗いてみてくださいね!
この商品をストアで探す → ボルダロ・ピニェイロ
<おまけ>
首都リスボンにある「ボルダロ・ピニェイロ美術館」ではラファエルの作品を一挙に見ることができます!
出典:Wikipedia- Rafael Bordalo Pinheiro Museum (美術館の外観)
19世紀のポルトガルを代表する芸術家でありながら、日本ではまだ知られているとは言えないラファエル。
でも、このブログをお読みになった方は、ラファエルの作品やボルダロ・ピニェイロ窯の逸品に興味をもった方もいらっしゃると思います。
そんな方は、ぜひ、ポルトガルの首都リスボンにある「ボルダロ・ピニェイロ美術館」へ足を運んでみてください!
今なおポルトガルの国民的キャラクターである「ゼ・ポヴィーニョ」のフィギュリンや漫画、風刺画はもちろん、伝統タイル「アズレージョ」や動物のオブジェなど独創的な作品の数々を見ることができます。
また、猫好きな一面を物語る写真など、ラファエルの人となりに触れることもできるよう。ポルトガルのアートに触れたい方はぜひ!
出典:Museu Bordalo Pinheiro (大の猫好きで2匹飼っていたとラファエル。時に作品の中に猫が登場することも。この写真は美術館でご覧になれます。1890年頃撮影。)
ボルダロ・ピニェイロ美術館(Museu Bordalo Pinheiro)
Campo Grande, 382
1700-097 Lisboa
電話: +351 215 818 540
info@museubordalopinheiro.pt
営業時間:
火曜~日曜の10:00-18:00
(月曜、1/1,5/1,12/25は休館)
入場料
3ユーロ
※営業日時、時間、入場料など、美術館に関する情報は変わることがあります。お出かけ前に最新情報を美術館HPでご確認のうえ、ご来場ください。