暑い日が続いていますね。
この季節は南国の海や明るい空のようなターコイズ色につい、目が留まることも多いかも。
今日はロココの時代に流行した、夏らしい「ブルー」についてのお話しです!
ロココの時代はピンクと並んで「ブルー」も人気を集めた
出典:The Royal Collection Trust (Vase fontanieux 1773)
18世紀のフランス。
ポンパドール夫人やマリーアントワネット妃が生きた時代は、それまでの「男性的で重厚な美しさ」とは異なり、「女性的な、優雅で華麗な美しさ」のものが流行するようになりました。
出典:Wikipedia(Madame de Pompadour)
プチトリアノンなどの宮殿建築は白と金色を基調とし、曲線的で華やかな調度品へと変化。
貴婦人が身に着けるドレスや装飾のための磁器も女性らしいピンクに。ポンパドール夫人にちなんだ「ポンパドール・ピンク」と呼ばれる色も誕生したほど。
でも!
実はロココ時代にはブルーも流行していたんです。それはフランス王家御用達窯「セーヴル」の磁器によく表れています。
例えば、深みのある紺色が格調高い「ブリュ・ド・ロワ(王の青)」や、晴れた空のような「フレンチ・ターコイズ」。
出典:The Royal Collection Trust (Vase à médaillon du roi c. 1767-68)
※上記は「ブリュ・ド・ロワ」色の磁器。
別名「トルコ・ブルー」と呼ばれる「フレンチ・ターコイズ」は当時、流行していたトルコや中国の染付の陶磁器にインスパイアされ、セーヴル窯が好んで製作した色です。
確かに、「セーヴル」と調べると、このフレンチ・ターコイズ色の磁器がよくヒットします。
出典:The Royal Collection Trust (Cuvette à tombeau 1760)
それにしても、ロココの時代の美意識はなんて高かったのでしょう!長い時を経てもまったく色褪せないセンス。フランスはすごい国です。
フレンチ・ターコイズ色のプレートで夏の朝を爽やかにスタート♪
一流窯セーヴルの歴史的なデザインを忠実に再現したブリキ製プレートが新入荷!
先日、ブリキ皿をお求めいただいたお客様の使用アイディアを拝借し、今日はワンプレートの朝食プレートにしてみました♪
26cmあるのでアイスコーヒーのグラスやヨーグルト、パンにフルーツも置けちゃいます♪
この「フレンチ・ターコイズ」色のプレートは歴史の目撃者ともいえるデザイン。
マリーアントワネット妃の夫、フランスのルイ16世が当時のイギリス大使の妻である「マンチェスター公爵夫人」に贈った外交上の贈り物の食器のデザインを忠実に再現したものです。
まるで西洋絵画のような絵付。
このプレートはその後、1802年にイギリス国王ジョージ4世の手に渡り、現在は、英国王室の「ロイヤルコレクション」内に所蔵されています。
今日の商品⇒マンチェスター公爵夫人デザイン ブリキ皿
このプレートは、この道30年のイギリスのブリキブランド「エリート・ティンズ」製。バッキンガム宮殿やイギリスの老舗百貨店「ハロッズ」「リバティ」でも取り扱いのあるブランドです。
このブリキ製食器がおすすめな7つの理由
❤︎1.食器としての許可も取っているから安心
❤︎2.食洗機OK!(すぐ水分をふきとってくださいね)
❤︎3.西洋の由緒あるデザインだから、贈り物にも◎
❤︎4.26cmと大きめだからアンダープレートとして◎
❤︎5.割れないからピクニック、パーティーの取皿にも◎
❤︎6.軽いから壁飾りや部屋のインテリアに◎
❤︎7.歴史あるデザインが1,790円と気軽に楽しめる♪
2枚並べて撮影している写真は同じターコイズ色の別デザイン。こちらも同じくセーヴル窯の器を再現したものです。
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